Q. 法人を作らずに台湾で売れますか? 越境ECや代理店経由で販売できる場合があります → テストマーケティング・販売代理店
Q. 子会社と支店、どちらがよい? 目的によります → 支店・会社形態
Q. 台湾で働くにはビザが必要? 就労には就労許可と居留が必要です → 就労と居留
Q. 法人税は何%? 20%(課税所得12万元以下は免税)→ 税金
Q. 営業税とは? 日本の消費税に近い税で、一般的な税率は5% → 税金
Q. 従業員の最低賃金は? 2026年は月額29,500元、時給196元 → 人件費
Q. 有給休暇は何日? 勤続年数で3日〜最大30日 → 有給休暇
Q. 利益を日本に戻すには? 配当などで送金。源泉税に注意 → 配当送金
回答の根拠と補足
上の短い回答について、根拠となる条文や公式の情報と、補足を以下にまとめます。数字は改正されることがあるため、実際に使う前に最新の情報を確認してください。
法人税(所得税法第5条)
- 営利事業の1年間の課税所得が12万元以下の場合、営利事業所得税はかかりません。
- 12万元を超える場合は、課税所得の全額に20%がかかります。ただし、納める税額は、12万元を超えた部分の半分を超えないとされています。
12万元をわずかに超える会社では、この上限の規定によって負担が抑えられる仕組みです。申告の期限は毎年5月1日から5月31日までです(所得税法第71条)→ 法人税申告
営業税(営業税法第10条)
営業税の税率は、法律上「5%以上10%以下」の範囲で定めることになっており、実際の税率は行政院が定めます。上の回答の「5%」は一般的な税率です。業種によっては別の計算方法がとられることがあります。申告は2か月ごとに行い、売上がない期も必要です(営業税法第35条)。
最低賃金(勞動部の公告)
勞動部の公告により、2026年1月1日から、毎月の最低賃金は29,500元、時給は196元です(前年は月額28,590元、時給190元)。最低賃金法により、労使で決めた賃金はこの額を下回ってはいけません。最低賃金は毎年見直されるため、採用の前に勞動部の最新情報を確認しましょう → 人件費
有給休暇(労働基準法第38条)
同じ雇用主のもとで続けて働いた期間に応じて、次の日数の特別休暇(有給休暇)を与えます。
| 勤続期間 | 日数 |
|---|---|
| 6か月以上1年未満 | 3日 |
| 1年以上2年未満 | 7日 |
| 2年以上3年未満 | 10日 |
| 3年以上5年未満 | 毎年14日 |
| 5年以上10年未満 | 毎年15日 |
| 10年以上 | 1年ごとに1日を加え、最大30日 |
休暇の日は原則として従業員が決めます。
配当の源泉税(各類所得扣繳率標準第3条)
台湾の会社が、台湾に住んでいない個人に配当を払う場合、源泉税率は21%です。財政部によると、租税協定などがある場合は、配当・利息・使用料の税率が3〜15%の範囲に下がることがあります。日本の親会社や株主に適用される税率は、財政部の一覧表で確認してください → 配当送金
そのほかのよくある質問
Q. 台湾の会社の名前は日本語でも登記できますか? A. 会社の名前は台湾の文字(中国語)を使う必要があります(会社法第18条)→ 会社名
Q. 外国人が台湾の会社に出資するには何が必要ですか? A. 外国人投資条例に基づき、主管機関の承認を受ける必要があります → 外国人投資の審査
Q. 駐在員事務所で営業できますか? A. できません。営業するには支店の登記などが必要です(会社法第371条・第386条)→ 駐在員事務所
Q. 帳簿はどのくらい保存すればいいですか? A. 帳簿は決算の手続きの後10年以上、証憑は5年以上です → 毎年の手続き
Q. 日本から台湾の個人向けにネットでサービスを売る場合も、台湾の税金がかかりますか? A. 台湾に固定の営業所がない外国の事業者が、台湾の個人向けに電子的なサービスを売る場合、年間の売上が一定額を超えると、台湾で税籍登記をして営業税を申告する必要があります。財政部の規範では、この基準額は2025年4月7日から60万元です → SaaS・ソフトウェア
Q. 台湾で顧客の個人情報を集めるときの注意点は? A. 台湾の個人資料保護法により、集めるときに利用目的などを本人に伝える必要があります → 個人情報
Q. 従業員を解雇するには? A. 労働基準法で、解雇できる理由や予告期間が決められています。理由がなければ自由に解雇できるわけではありません → 解雇・退職
Q. 退職金はどうなっていますか? A. 雇用主は、対象となる従業員のために毎月の賃金の6%以上を積み立てます(労工退休金条例第14条)→ 退職金
Q. このFAQの数字はいつ時点のものですか? A. 2026年10月23日時点で、各リンク先の公式情報を確認した内容です。改正されることがあるため、実際の手続きの前に最新の情報を確認し、必要に応じて専門家に相談してください。
関連ガイド
参考資料
- ジェトロ「台湾 税制」「外国人就業規制」https://www.jetro.go.jp/world/asia/tw/ (閲覧日 2026-10-23)
- 労働基準法第38条 https://law.moj.gov.tw/
- 全國法規資料庫「所得稅法」第5、71條 https://law.moj.gov.tw/LawClass/LawAll.aspx?pcode=G0340003 (閲覧日 2026-10-23)
- 全國法規資料庫「加值型及非加值型營業稅法」第10、35條 https://law.moj.gov.tw/LawClass/LawAll.aspx?pcode=G0340080 (閲覧日 2026-10-23)
- 勞動部「自115年1月1日起,每月最低工資調升至29,500元,每小時最低工資調升至196元」https://www.mol.gov.tw/1607/1632/1633/84947/ (閲覧日 2026-10-23)
- 全國法規資料庫「勞動基準法」第38條 https://law.moj.gov.tw/LawClass/LawSingle.aspx?pcode=N0030001&flno=38 (閲覧日 2026-10-23)
- 全國法規資料庫「各類所得扣繳率標準」第3條 https://law.moj.gov.tw/LawClass/LawAll.aspx?pcode=G0340028 (閲覧日 2026-10-23)
- 財政部「非居住股利、利息及權利金扣繳率」https://www.mof.gov.tw/singlehtml/191?cntId=82761 (閲覧日 2026-10-23)
內部編輯附錄
FAQ schema 待技術檢查。 - 2026-10-23 擴寫:新增段落依「参考資料」所列官方頁內容撰寫,未加入無出處之數字。 - 2026-10-23 擴寫:新增段落依「参考資料」所列官方頁內容撰寫,未加入無出處之數字。