台湾に住んで働く外国人は、居留証(外僑居留証、ARC)を持つのが基本です。
一般的な流れ(会社の駐在員の例)
- 会社が就労許可を申請 → 就労と居留
- 居留ビザを取得(入国方法により台湾国内で切替えできる場合あり)
- 入国後、内政部移民署で居留証を申請
- 居留証の受取り
期限管理
- 居留証の期限と就労許可の期間の関係を確認する
- 期限前に更新(延長)を申請
- 就労許可の更新とセットでスケジュール管理
届出が必要な変更
- 住所、勤務先、パスポートの更新
- 変更時は移民署へ届出
居留証でできること
- 再入国(居留期間内)
- 健康保険の加入 → 健康保険
- 銀行口座・携帯電話の契約がしやすくなる
法律で決まっている期限
居留証の申請(第22条)
入出國及移民法第22条では、居留の許可を受けた外国人は、入国の翌日から30日以内に移民署で外僑居留証を申請するとしています。居留証の有効期間は最長3年です。
延長(第31条)
第31条では、居留の期限が切れる前に、引き続き居留する必要がある場合は、移民署に延長を申請するとしています。延長が許可されると、居留証の有効期間は元の期限の翌日から延び、最長3年です。
| 場面 | ルール(入出國及移民法) |
|---|---|
| 居留証の申請 | 入国の翌日から30日以内(第22条) |
| 有効期間 | 最長3年(第22条・第31条) |
| 延長 | 期限が切れる前に申請(第31条) |
| 期限が過ぎた場合 | 30日未満で居留の理由が続いていれば、罰則の後に改めて申請できる(第31条) |
期限を過ぎてしまったら
第31条では、居留の期限を過ぎて30日未満で、元の居留の理由が続いている場合は、処罰を受けた後に、改めて居留を申請できるとしています。ただし、永久居留を申請するときに数える居留期間から1年を差し引くとしています。期限を過ぎないように管理することが大切です。
居留の理由がなくなったとき
第31条では、居留期間の途中で居留の理由がなくなった場合(例:会社を辞めて就労許可がなくなった)、移民署は居留の許可を取り消し、居留証を無効にするとしています。ただし、労使の紛争で訴訟をしている場合や、労働災害で治療中の場合など、引き続き居留が認められる例外もあります。
罰則(第85条)
第85条では、次のような場合に新台湾ドル2,000〜1万元の罰金があるとしています。
- 正当な検査のときに、パスポートや居留証などの提示を拒んだ場合
- 第22条などの期限内に居留証を申請しなかった場合
- 第31条などにもとづく変更の登記をしなかった場合
住所や勤務先などが変わったときに、どの項目をいつまでに登記するかは、この記事では確認していません。移民署で確認してください。
期限管理のコツ
| 管理すること | 方法の例 |
|---|---|
| 居留証の期限 | カレンダーに期限と、その数か月前の確認日を入れる |
| 就労許可の期限 | 居留証の期限と並べて管理する |
| パスポートの期限 | パスポートを更新したら移民署の手続きを確認する |
| 家族の居留証 | 本人の期限と合わせて管理する → 家族の帯同 |
会社で複数の駐在員がいる場合は、人事の担当者が一覧表で期限を管理すると、漏れを防ぎやすくなります。
帰任・退職のとき
退職や帰任で台湾を離れる場合は、居留の理由がなくなります。居留証の返却や、就労許可、健康保険、税金の手続きを、まとめて確認しましょう → 個人所得税
よくある質問
Q. 居留証の期限が切れそうなときは? A. 期限が切れる前に、移民署に延長を申請します(第31条)。必要な書類と、いつから申請できるかは移民署で確認してください。
Q. 居留証を持っていれば、台湾を出てもまた入国できますか? A. 居留期間内の再入国の扱いは、居留証の種類や記載によります。出国の前に移民署の案内で確認してください。
Q. 会社を辞めたら、すぐに出国しなければなりませんか? A. 居留の理由がなくなると、居留の許可が取り消されることがあります(第31条)。転職で新しい就労許可を受ける場合などの扱いは、移民署と勞動部に確認してください。
※この記事は一般的な情報です。手続きは移民署の最新の案内で確認してください。
居留証を受け取るまでの準備(例)
- 就労許可:会社が勞動部に申請して許可を受ける。
- 居留ビザ:台北駐日経済文化代表処などで申請する。
- 入国:入国の日を記録し、30日の期限を確認する。
- 書類の準備:パスポート、写真、就労許可、住所の情報など(必要な書類は移民署で確認)。
- 移民署で申請:オンラインの申請ができるかも確認する。
- 受け取り:受け取った居留証の名前、期限、住所に誤りがないか確認する。
居留証と一緒に確認したい手続き
居留証の番号は、いろいろな手続きで必要になります。番号と期限を控えておきましょう。ただし、居留証の画像やコピーを人に渡すときは、相手と目的を確認し、個人情報の扱いに注意してください。
Q. 居留証の申請を30日以内にしなかったらどうなりますか? A. 第85条では、第22条の期限内に居留証を申請しなかった場合、新台湾ドル2,000〜1万元の罰金があるとしています。入国したら早めに申請しましょう。
Q. 延長は何年まで認められますか? A. 第31条では、延長が許可された場合の居留証の有効期間は最長3年としています。
Q. 家族の居留証も同じ期限ですか? A. 家族の居留の期限は、本人の居留の状況などによって変わります。家族それぞれの期限を確認しましょう。
関連ガイド
参考資料
- 内政部移民署 https://www.immigration.gov.tw/ (閲覧日 2026-10-23)
- 全国法規資料庫「入出國及移民法」https://law.moj.gov.tw/LawClass/LawAll.aspx?pcode=D0080132 (閲覧日 2026-10-23:第22・31・85条)
- ジェトロ「台湾 外国人就業規制・在留許可」https://www.jetro.go.jp/world/asia/tw/invest_05.html (閲覧日 2026-10-23)
內部編輯附錄
移民法§22(30日内申請・最長3年, 前輪確認),§31(延期・最長3年・逾期未滿30日・居留原因消失廢止),§85(罰2千-1萬)已核。變更登記具體項目未核。fact_review pending。 - 2026-10-23 擴寫:新增段落依「参考資料」所列官方頁內容撰寫,未加入無出處之數字。 - 2026-10-23 擴寫:新增段落依「参考資料」所列官方頁內容撰寫,未加入無出處之數字。 - 2026-10-23 擴寫:新增段落依「参考資料」所列官方頁內容撰寫,未加入無出處之數字。 - 2026-10-23 擴寫:新增段落依「参考資料」所列官方頁內容撰寫,未加入無出處之數字。 - 2026-10-23 擴寫:新增段落依「参考資料」所列官方頁內容撰寫,未加入無出處之數字。