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台湾の営利事業所得税の税率と軽減計算|税率20%、課税所得12万元以下は免税、20万元までは超過部分の半分が上限

営利事業所得税は20%。課税所得12万元以下は免税で、20万元以下は12万元超過分の半分が上限。

初回公開:2026-10-19|最終確認:2026-10-17

台湾の営利事業所得税は、日本の法人税と比べて、税率の仕組みが単純です。基本の税率は20%の1本ですが、課税所得が小さい会社には、免税の枠と、納税額の上限があります。台湾子会社が設立直後で利益が小さいときは、この仕組みが働きます。この記事では、所得税法第5条の条文にもとづいて、免税の枠、20%の計算、納税額の上限、過去の経過措置を整理します。基本税額(最低税負担)や未分配利益の加算課税は、別稿で扱っています。

税率と免税の枠(所得税法第5条)

第5条は、営利事業所得税の起徴額と税率を、次のように定めています。

つまり、課税所得が12万元を少しでも超えると、全体に20%がかかる計算になりますが、納税額は「12万元を超えた部分の半分」が上限になります。

納税額の上限が働く範囲

上限の計算を、いくつかの課税所得額で示します(本稿の試算です)。

課税所得額20%の計算上限(12万元を超える部分の半分)納税額
12万元24,000元0元0元(免税)
15万元30,000元15,000元15,000元
18万元36,000元30,000元30,000元
20万元40,000元40,000元40,000元
30万元60,000元90,000元60,000元

20%の計算額と、上限が一致するのは、課税所得額が20万元のときです。20万元以下では上限の方が小さく、20万元を超えると、20%の計算額がそのまま納税額になります。

2018年度・2019年度の経過措置

第5条は、課税所得額が12万元を超え50万元以下の場合について、その全部の課税所得額に対する税率を、次のように定めていた時期があります。

年度税率
2018年度(民国107年度)18%
2019年度(民国108年度)19%

この場合も、納税額は12万元を超える部分の半分が上限です。条文は、2018年度と2019年度についてだけ、18%と19%の率を定めており、2020年度(民国109年度)以降の年度は、20%の規定が適用される形になっています。

他の優遇との関係

営利事業が投資抵減などの優遇を使って、一般所得税額が小さくなる場合は、所得基本税額条例による基本税額が、別に計算されます(別稿で整理しています)。また、当年度の盈余を分配しない場合は、未分配盈余に5%の加算課税があります(所得税法第66条の9)。

手順

  1. 当年度の課税所得額を、所得税法に従って計算する。
  2. 課税所得額が12万元以下なら、営利事業所得税は免除される。
  3. 12万元を超える場合は、全体に20%を掛ける。
  4. 課税所得額から12万元を引いた額の半分を計算し、20%の計算額と比べる。
  5. 小さい方が、納める税額になる。
  6. 基本税額や未分配盈余の加算課税が関わる場合は、別に確認する。

注意点

よくある質問

台湾の法人税率は何%ですか。

営利事業所得税の税率は20%です(所得税法第5条)。

課税所得がいくらまでなら、税がかかりませんか。

全年の課税所得額が12万元以下なら、免税です。

課税所得が15万元のとき、税額は。

20%で計算すると3万元ですが、12万元を超える部分(3万元)の半分である1万5,000元が上限になり、納税額は1万5,000元です(本稿の試算)。

小さな会社だけが、軽減されるのですか。

軽減は、課税所得額が20万元以下の範囲で働きます。会社の資本金や従業員数では決まりません。

出典

情報確認|最終確認日:2026-10-17|台湾進出・起業に関する制度の一般整理であり、個別の法律・税務助言ではありません。最新の公式発表をご確認ください。本記事は「喵宇宙 Meow Universe」が AI ツールを用いて整理・執筆したもので、記事ごとの人による確認は行っていません。